また
病気を治すという患者さんと医療者の共同作業がうまくいくためにはお互いの信頼がなくてはなりません。

ある病気で薬をお出したとき、患者さんはわたしを信頼して飲んでいただいてるはずですし、一方わたしも、患者さんは指示された量と飲み飲方を守っていただいているはずだと信頼しているわけです。

とはいうものの治療が開始される時点では、患者さんは不利な立場にあります。だって買い物なら、いろいろお店をまわって品定めをすることができるでしょうけど、医療では保険証を出しカルテが作られたときから、どんな相手かも分からないまま二人三脚のひもで足をくくられることになるのですから。

この不利な立場をなんとか除くために、患者さんと医療者はいつも対等であるという気持ちでいます。
なにか
疑問や質問があれば遠慮なくおっしゃってください。わたしもできるかぎり分かりやすくなんどでも 説明をします。