脂肪肝
食事で取った余分なエネルギーや運動不足が原因で中性脂肪が肝臓にたまった病態が脂肪肝です。血液検査で判断でき、またCTやエコーでも脂肪がついた肝臓を確認できます。
この状態は血液中の中性脂肪やコレステロールが高くなっている場合も多く、高血圧や動脈硬化の原因となりますので注意が必要です。
治療薬はありません。基本的に余分なエネルギーを燃やすことが、あるいはエネルギーを取ることを控えることが治療になります。
Q.そんなに食べてないけれど、脂肪肝といわれたのですが?
一日のカロリーがどれくらいか、一度調べてみたらいいかと思います。計算できるような本も売っていますし保健所の栄養指導なども利用されたらいかがでしょう。
お酒を飲む方などは、お酒自体もカロリー源ですので、決して少なくない場合があります。
あるいは、カロリーを燃やすことが少ないのかもしれません。
いづれにしても余分なカロリーが蓄積していることです。