腎炎       
 
 尿検査日医
 
 腎炎の原因はおおざっぱにいうと、アレルギーの一種である免疫が関係している病気です。溶連菌という細菌が関係しているなど原因がはっきりしていることもありますが、とりわけ慢性の腎炎では不明なことも多くあります。

 急性腎炎の特徴的な症状は、目で見て分かる血尿が出る、むくみが出る、血圧が高くなるというものです。幼稚園から小学校の低学年にかけて起こります。
  急性腎炎の原因のほとんどは咽頭炎などを引き起こす溶連菌の感染で、 子供の場合、ほとんどが慢性化することなく治癒します。

 慢性腎炎は、ほとんど自覚症状のないものから、腎臓の機能がなくなってしまうものまでいろいろな症状がありますが、尿には顕微鏡で見て分かるような血尿や蛋白が出ます。検診などで尿の異常が指摘されたら、一度は医療機関を受診されるようにしてください。